運んだ原木のうち、太いものは、ある程度割ります。木は横にしたまま、まさかりで1発木口に入れ、できた割れ目にカナヤという鉄製のくさびを差し込み、それをアオ(木の根っこやこぶを利用して作る大きなハンマー)で叩き、割れ目を大きくし、それを数回繰り返し、おおかた割れたら、まさかりでとどめを刺したり、繊維を切ります。
木割りの動画
[3.11をわすれないためにセンター撮影]
炭焼の道具 カナヤ
木を割る時に使うくさびのようなもの。2丁あれば、たいていの木を割ることができる。
写真はないですが、マサカリ(斧)はもちろん使います。
炭焼の道具 アオ
木を割る時に使うカナヤをたたくための、カケヤのようなもの。木のコブなどを利用して自作する。
写真の柄はガマズミ。他には、ウシコロシ、アオダモ、リョウブなど、しなみのある木をすげて作る。