チェンソーなどを使って、原木のナラなどの樹木を伐倒します。倒す時は、どんな木でもある種の緊張感を必ず伴います。木のいのちに対する畏敬の念のようなものでしょうか。倒した後、幹も枝も、1.5mほどの長さに切り分け(この作業を玉伐りと言います。)炭窯まで、運搬車やトラックを使って運びます。
広葉樹は伐採した後、切り株や根っこから自然と次のいのちが芽生えます。「萌芽更新」(ぼうがこうしん)と言います。20~30年で再び炭に焼けるくらいの太さになります。炭焼が永続可能な営みである由縁です。
[3.11をわすれないためにセンター撮影]動画